あたしの異常な愛情

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2008-08-22 02:33




ご無沙汰です。

仕事よりも私生活の方でバタバタしていたのですが、仕事が忙しくなってきたのでブログに復帰してみました。

嫌になるほど夏の天気を謳歌していても、少しでも肌寒い日なんかがあると、さすがに正気に戻されますね。8月も後半、この後はお馴染みトロント国際映画祭です。

今年はまたもやコーエン兄弟の新作が上映されることになって、今から楽しみなんです。この映画、ジョージ・クルーニーにブラピにティルダ・スウィントンにフランシス・マクドーマンドという満腹感のあるキャストで、個人的には「やり過ぎ」と思う節もあるんですけど、見ないわけにはいかないよねぇ。

映画館ではピクサーの新作「Wall.E」を見てきました。誰も住まなくなった地球に取り残されたゴミ回収ロボットの話なんですが、このロボットの趣味が「ハロー・ドーリー」のビデオを見ることだったり、バックにルイ・アームストロングの歌がかかったりと設定が泣かせるんですよ。

ケータイを使いこなすのは無理だけど、かと言って食器乾燥機がないと困る、みたいな便利な世代を生きる大人の方が子供よりもグッとくる映画でしょうね。きちんとSF映画としての任務を全うしているところも素晴らしい。

映画館でもうひとつ見たのが「シャイニング」。ハンフリー・ボガート主演のサム・スペード物をタダみたいな値段で見せる映画館で見てきたわけなんですが、安くて古いフィルムを使っていたので、画面がオレンジ色に焼けちゃっていたのです。そうするとこれが面白くないんですよ。

部屋ごとに色彩の全く違う照明が印象的だった本作、もちろん凄い映画であることに変わりはないのですが、やっぱり「違う」んです。あるべきものがそこにないという違和感。これが完璧主義者と呼ばれたキューブリック監督の映画というものなんでしょうね。少しでも欠ければ成り立たない。

不完全なものに愛着を感じるロボットも、完璧に計算された映画もまた人がつくったもの。映画は完全無欠であるべきなのに、そのなかに生きる人物は曖昧で、不恰好でなければいけないんだと思うと、映画ってものは大変に贅沢なものであるような気がしますね。



2008-06-09 19:21



A Tribute to Denis Forest


前にも少し紹介した、デニス・フォレスト・トリビュートサイトがリニューアルオープンしました。フレンチカナディアン俳優デニス・フォレストの映画や舞台の経歴からアーティストとしての活動、プライベートまで幅広く深く研究されているサイトです。

常に目を引く面白い役者の一人として出演作を追ってきたフォレストは、あたしがカナダ行きを決めた直後の2002年に他界。その後、偶然にも彼の卒業した大学で映画科を専攻していたときに、このサイトとも知り合いました。以来インタビュー記事を訳させてもらったり、あたしがファンである役者ロバート・ジョイについての情報まで頂いたりと、いろいろとお世話になっています。

このサイトの何が凄いって、その探究心の広さ。管理人のSpacemanさんは俳優ブラッド・ドゥーリフやSF映画のサイトを持っておられる方なのですが、特に本サイトでの活動にはいつも感心させられます。英語版サイトも同時進行させるフットワークは素晴らしいですね。他にブログもサクサクと更新中。

あたしが出会ったのと同じ頃だったか、ご遺族とも交流するようになり、今ではファンサイトどころか一人の生涯を追った一大トリビュートとなりました。以前「小さいファンクラブが欲しいかな」と語っていたこともあるフォレストの夢が、離れた日本に住む管理人さんの手によって叶ったというわけです。この話は、いつか映画にしたいですね。

リニューアルでは以前より一段と綺麗に、一段とコンテンツも増えて、彼の映画にあまり馴染みがなくても面白いです。いつも写真と動画の多さにも脱帽するんですが、リニューアル後はミニ・ギャラリーというコーナーが出来ました。あの情報量でミニなんだから。

研究家で努力家な管理人さんのサイト、必見です。




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